| 学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 阿部 康人 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 就活メディアのウェブデザイン研究 ~就活メディアに内在する価値観フレームとその影響~ | ||||
| 内容 | 就活メディアのウェブデザインは就活生にどのような自己認識、職業観の形成を促すのかを検証することを目的とし、研究を行った。理論的枠組みにはフレーミングと言説分析を採用し、就活メディアにはどのようなフレームが組み込まれ、またそれがどのような影響を就活生に与えるのかを検証した。研究方法としてはグラウンデッド分析を採用し、就活メディアの個人情報入力画面の項目を分析対象とし、そこから理論を導く方法をとった。結果として、就活メディアには①大学教育への懐疑視、②評価軸の限定と市場適応③企業価値の画一化と外在化④二元的ジェンダー観の4つの価値観フレームが内在していることが明らかになった。また、それらは就活生に学歴主義的価値観や既定の枠内での自己認識形成といった影響を及ぼしうる可能性が示唆された。当研究の意義は、過去の研究では明らかになっていなかった、就活メディアに内在するフレームの具体的内容を明らかにしたところにある。 |
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| 講評 | 就職活動をする大学生が利用するWebサイトを「就活メディア」と捉え、そのデザイン/設定を分析した作品です。ウェブサイトの利用者である大学生(就活生)がそのメディアを介して自らの就職活動市場における立ち位置を認識させられてしまうのではないかという問題意識から、ウェブサイトそのものを批判的観点から検討したその着眼点を評価します。一方で、その分析のプロセスについてもう少し丁寧に論じられればさらに良い論文になったのではないかと思います。自身の就職活動を通して生まれた強い問題意識から問いを育てて、この卒論を「後輩たちにも読んでもらいたい」という思いで最後まで完走しました。学生時代の努力の結晶である本作を評価します。 |
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| キーワード1 | 就活メディア |
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| キーワード2 | 自己認識 |
| キーワード3 | 職業観 |
| キーワード4 | フレーム |
| キーワード5 | 学歴主義 |