| 学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 国立大学・私立大学における大学職員の職務と能力・資質の変容に関する一考察 ―現役大学職員へのインタビューを通じて― | ||||
| 内容 | 本研究は、少子化など大学を取り巻く環境が大きく変化する中で、国立大学と私立大学における大学職員の職務内容と求められる能力・資質がどのように変容しているのかを明らかにすることを目的とする。近年、教育支援・広報・情報システム管理など大学職員の職務は多様化しており、先行研究では定型業務から非定型業務への転換が指摘されてきた。しかし、その実態や設置形態の違いによる差異については十分に検討されていない。そこで本研究では、国立大学職員5名、私立大学職員5名へのインタビュー調査を通じて、職務内容や教職協働の捉え方、必要とされる能力・資質がいかに変容しているのかを明らかにする。ポストコロナ期に教学・経営改革が進展する現在、大学職員の職務と能力・資質の変容を明らかにすることは、改革を支える人的基盤の理解に不可欠であり、高等教育研究上においても重要な意義をもつ。 |
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| 講評 | 本年度は、20000字の卒業論文を選択した学生は11名、留学により10000字の卒業研究を選択した学生は1人であり、全員が無事に期日通りに提出した。当該ゼミでは、データを収集し、それを分析することが基本となっているため、早期からデータ収集に取り掛からなければ、分析と卒業論文執筆までこなすことはむずかしい。学生達は、量的調査と質的調査の二つの方法すなわち、アンケート調査とインタビュー調査のどちらかを選択して、卒論を書き上げた。また、既存のコマーシャルの録画メディアを収集して、その内容を分析した学生もいた。卒業研究は10000字という制限もあることから、基本的にデータを収集しない文献研究にもとづいておこなうことになった。量的調査も質的調査もいきなりこうした方法の経験がなければ簡単ではない。そのために、3年次においてプロジェクトという形で、量的調査あるいは質的調査を経験し、それをまとめて、グループによる論文としてまとめることを卒論の事前学習として3年次におこなった。そして、そうした経験をベースに4年次では、独自のテーマを設定し、個別指導と、教室での段階的な発表を行い、調査を実施し、まとめていくというプロセスを取ることになる。テーマは、高等教育、ジェンダー、留学生というように、指導教員の専門分野に関連した内容が多く、今年は指導もスムーズにできたと思う。量的調査においては、今年の学生はSNSを活用して、アンケート調査回答者を幅広く集めた学生が多かった。また、自分の出身高校への丁寧な説明を行い、高校生を対象にしたアンケート調査も行った学生もいた。こうしたことは社会人になって仕事を行う場合にも不可欠な要素であり、良い経験になったと思われる。質問項目の作成においても、量的調査だけでなく、インタビュー調査の両方が先行研究を参考にしながら、自分なりの質問項目を作成したことを評価したい。かつては、紙による質問票であったのだが、オンライン調査もこれからの選択肢になることを証明できたと思う。計画を立てながら、早期からテーマに取り組み、個別指導を有効に利用して全員が複数回の卒論の修正を行うというプロセスを通じて提出に至り、2年前から復活した合宿を通じて、より深い卒論の洞察ができたのではないかと思われる。量的調査を選択した学生においては、分析方法などについて、難しいながらも、先行研究を参考にしながら、自分のものにしていき、良い分析へとつながったと思う。インタビュー調査を選択した学生や既存の文献やメディアの内容を分析した学生も、先行研究をしっかりと読むことによって、良いRQを立て、分析へとつながったと評価したい。いずれの、論文も論理的に矛盾はなく、掘り下げもしっかりとできており、オリジナルな視点を提示していたといえるだろう。 |
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| キーワード1 | 大学職員 |
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| キーワード2 | 専門性 |
| キーワード3 | 職務 |
| キーワード4 | 教職協働 |
| キーワード5 | 高等教育 |