卒業論文詳細

学科教育文化学科 ゼミ教員名吉田 亮 年度2025年度
タイトル1980年から1990年におけるプロテスタント系キリスト教主義大学の大学礼拝の変化と葛藤―同志社大学を事例に―
内容 本稿では、1980年から1990年において、プロテスタント系キリスト教主義大学の大学礼拝の変化と葛藤を明らかにした。これまで、キリスト教主義大学にとって礼拝は欠かせないものだと言われてきたが、礼拝の実態は分からず存在意義としての意見にとどまっていた。また、大学紛争以後において礼拝を分析した論文はなかった。よって本稿では、大学紛争以後の1980年から1990年において、個別の大学を取り上げて礼拝の変化と葛藤を分析した。第一章では、プロテスタント系学校法人の団体であるキリスト教学校教育同盟を手がかりに、学校礼拝をめぐる全体の議論の概観を辿った。第二章では、当時のキリスト教学校教育同盟の代表とされる2つの学校礼拝論をまとめた。第三章では、事例として同志社大学を挙げて、大学礼拝の変化と葛藤を分析した。キリスト教学校教育同盟と同志社大学の分析から、1980年から1990年における大学礼拝の一端の動きを解明した。
講評 「1980年から1990年におけるプロテス
タント系キリスト教主義大学の大学礼拝
の変化と葛藤 ―同志社大学を事例に―
」(本論文)は、大学紛争後、特に198
0〜90年代に国内のキリスト教学校教育
同盟および同志社大学で展開された大
学礼拝をめぐる変化と葛藤を、同盟及び
同志社関係の資料を用いて考察したも
のである。大学紛争以後の礼拝研究とい
う未踏査領域に取り組み、同志社大学の
実態分析を通して、信仰と教育の間に生
じる緊張関係を歴史的に位置づけた点は
高く評価できる。
キーワード1 大学礼拝
キーワード2 キリスト教主義大学
キーワード3 プロテスタント
キーワード4 同志社大学
キーワード5 キリスト教学校教育同盟