学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 吉田 亮 | 年度 | 2009年度 |
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タイトル | 言語教育行政とコミュニティ -PALMSプロジェクトを事例とした影響及び可能性について- |
内容 | アメリカにおける言語教育行政はNCLBによって再び英語教育重視に方針転換した。しかし、ヒスパニックの言語習得は依然として問題であり、解決が進まない原因は教育政策ではなくコミュニティの側にあると考えられる。本稿ではProp227とNCLBの問題を再考して政策改善の限界とコミュニティ側の行動が必要である事実を示している。更にコミュニティの意見が学校に反映されない要因を探り、教育におけるコミュニティの存在意義に焦点を当てたPALMSプロジェクトの活動を事例として学校と学習者、親を繋ぐ新たな側面から言語教育の問題を捉えている。教育行政から離れた存在としてではなく、主体的に教育に参加することでコミュニティが持ちえる可能性と解決すべき課題を提示して教育行政とコミュニティの関係性、影響力を論じている。 |
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講評 | 今年度は3名の卒論提出者があった。テーマ設定に余裕を持ったスケジュールを組めなかったために充分な考察に至らなかったケースもあるが,総じて卒論のハードルを越えられるレベルに到達するものであったので安堵している。ユタ州ソートレイクにおける日本人キリスト教会の社会的役割,ハワイ沖縄出身移民湧川清栄の救済活動,アメリカのヒスパニック系を主要な対象者としたPALMSプロジェクト,そして未完成ではあるがアメリカのプロテスタント教会と同性愛の問題など,本ゼミの特徴を幾分なりとも生かしたテーマであり,文献レビユーではなく一次資料を踏まえての考察になっている。卒論は4年間の集大成であるが故に,ゼミ生の皆さんがそれぞれの作品を読み合うことで,自分とは違った学生生活に出会えるという醍醐味がある。他の学生の作品も大いに鑑賞して欲しい。 |
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キーワード1 | 言語教育行政 |
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キーワード2 | コミュニティ |
キーワード3 | PALMS |
キーワード4 | NCLB |
キーワード5 |