学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 金子 邦秀 | 年度 | 2009年度 |
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タイトル | 新自由主義に基づく教育改革 ―品川区における学校選択制― |
内容 | 公立義務教育におけて、従来の画一的な教育の限界を感じ、多様で個性重視な教育の在り方が叫ばれるようになってきた。いわゆる「新自由主義的な教育改革」である。これにより、学校選択制を導入する自治体も増えているが、教育の活性化が促進されるという見方がある一方、格差拡大との懸念の声も多い。そこで、学校選択制の先駆け者である「品川区」のデータを基に実証的に分析・検討を行った。実態として、入学者の多い人気校、少ない不人気校といった学校間格差・序列化があり、学校選択制導入のねらいである「特色ある学校づくり」がそれほど浸透していないことが分かった。 現在、学校選択制の導入の是非は、各市町村自治体の判断に委ねられており、学校選択制を推進し導入している自治体もあれば、否定的にみている自治体もある。公立義務教育の制度そのものが地域によって異なり、公立義務教育の在り方は多様化しているといえる。 |
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講評 | 今年の卒論は、全体として、特に優秀でもなく、とくに不可ということもないものが目立った。というのは、それぞれある程度の努力をして、一通りのことは、調べたりしたものの、その地点から一歩前進して、オリジナルな資料に当たったり、実際に体をうごかして調べ照りする面において積極性が不足した。進学しても,就職しても、今後,仕事の中で文章を作成する場面が多々あると思う。自らの考えや主張をきちんと述べるためにも,裏付けとなる根拠を必ず見つけておくよう心がけて欲しい。独創性も結局は日頃からどれだけ幅広い問題意識を持って、世の中を見て行くか、情報に接するかにかかってくる。今後に期待するのみである。 |
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キーワード1 | 学校選択制 |
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キーワード2 | 新自由主義的な教育改革 |
キーワード3 | 品川区 |
キーワード4 | |
キーワード5 |