学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2009年度 |
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タイトル | 大学院に社会人を受け入れるための支援~公立看護系大学院を中心に~ |
内容 | 本論文の目的は、大学院での社会人受け入れのための措置を調査し、社会人受け入れ推進についての示唆を得ることである。 第1章では社会の変化に伴い、新たに必要になっている現代における社会人の大学院での学びについて述べる。大学院での社会人受け入れ制度を紹介し、社会人の大学院就学を阻む要因を見て、大学院の社会人受け入れのメリットを述べる。第2章では、日本に存在する専門職としての看護系人材の高等教育での養成にスポットをあてる。第1,2節で高等教育での看護系人材育成拡大の経緯や現在の状況を説明し、第3節では看護系人材のリカレント教育と大学院修士課程におけるニーズについて述べる。第3章では看護系大学院修士課程で実施している社会人への措置を調査する。第1節では看護系を中心に、公立大学の地域貢献について触れ、第2節では調査とその結果を述べる。公立看護系社会人大学院では、社会人受け入れが進んでいることが分かった。 |
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講評 | 本年度の卒業論文を最終的に執筆した学生は11人であり、全員が20000字を選択した。 私のゼミは、研究方法として質問紙、インタビューなど実証的な手法を用いて卒論を執筆するということを基本的に義務付けている。そういう意味では、データを取り、何らかの仮説を立て、それを検証するということが必要になる。もちろん、文献による先行研究の検討も十分に行わなければならない。私のゼミの学生は3年次に日本学生政策フォーラムという全国的な学生によるフォーラムでの論文発表とプレゼンテーションが恒例の行事となっているため、3年次にはグループでこのフォーラムへの準備に膨大な時間をかけることになる。フォーラムが終了するのが12月であり、各個人の卒論準備はそれからになるので、文献だけでなく、調査等を実施し、その結果にもとづき卒論を執筆していくには時間が短いかもしれない。しかし、3年次に論文を20000字以上執筆したという経験は卒論執筆に十分役に立つと考えている。 最終的に多くのゼミ生が自分で設定した課題に取り組み、卒業論文を書き終えたことは評価したい。しかし、今年度は多少昨年の論文執筆の経験を生かしきれていない状況が散見された。初年次生ではないので、ある程度は自律的に課題を立てて、自分で時間設定をしながら、研究を進めていくことが求められるが、それが徹底できていなかったことが残念であった。 |
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キーワード1 | 看護 |
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キーワード2 | 社会人 |
キーワード3 | 大学院 |
キーワード4 | 公立大学 |
キーワード5 | 地域貢献 |