学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | インターンシップの現状と課題-大学生へのインタビュー調査から- |
内容 | 近年、若年者の失業率や、新卒者が就職後短期間で離職する比率が上昇する傾向がみられる。この要因として、学生が就職活動に直面するまでの間、職業や産業の実際に接し、働くことの意味を考える経験に乏しいことや、将来の職業生活に対する認識や価値観が変化してきていることなどが考えられる。こうした中、学校教育の立場からも産業界等の立場からも、大学生の就業やキャリア形成に有効である、インターンシップに対する関心や期待が急速に高まっている。しかし、企業が独自に企画し、実施するインターンシップは多様化してしまっていると指摘されている。実際に体験した学生にとって本当に効果があったといえるのだろうか。本研究は、学生の視点から、インターンシップの現状と、課題ついて明らかにすることを目的とした。そのために、実際にインターンシップに参加した学生7人を対象に個別のインタビュー調査を実施した。 |
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講評 | 2010年度の卒業論文の提出も無事に終了した。本年度は山田ゼミに所属している学生は、一人も来年度に積み残ることなく、全員が卒業論文を書き上げたことをうれしく思っている。私のゼミでは、3年次に「学生政策フォーラム」という大きな学生のための学会に向けての、論文執筆と発表に準備を7か月近くかけておこなう。そのプロセスを通じて、グループではあるが論文の書き方については、かなり時間をかけて訓練がなされる。したがって、4年次になってから、卒論のテーマを見つけ、文献を読み、データを集めるという時間的制約があるにせよ、3年次の経験が4年次の論文に反映される。今年は、3年次で行った「学生政策フォーラム」への論文のテーマをベースに卒論を執筆した者が3名いた。問題意識をさらに明確にして、それぞれの研究につなげていったことを評価したい。他の3名のテーマについても、それぞれの問題意識に基づきながら、文献を中心に研究を進めたり、山田ゼミの特徴でもある、直接データを収集し、それをまとめていくということを行っているなど、ゼミの学びを反映していることは評価できる。 しかし、一方で、自立的に研究を進めていく姿勢が揺らいでいることが気になる。4年生といえば、社会人の一歩手前の存在でもある。同志社の建学の理念でもある、「自治・自立」の意味を考えながら、卒論に向き合ってほしかった。この姿勢が欠けていたことが残念である。 |
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キーワード1 | インターンシップ |
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キーワード2 | インタビュー |
キーワード3 | キャリア |
キーワード4 | キャリア教育 |
キーワード5 | 就職活動 |