学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 金子 邦秀 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 小学校における総合的な学習の時間の在り方 |
内容 | 本論文では、現職の教員が良い総合的な学習の時間を作っていくための授業の組み立て方に関して,学力低下・教科等との関連・体験活動という3視点をもとに考察した。 まず、学力低下に関しては、子どもたちにつけたい力と、その評価基準を明確にすることが大切である。次に、学習課題、学習内容、資質・能力といった点で積極的に各教科と関連させることで、総合的な学習の時間だけでなく、他の教科や、学校全体の学習効果を高めることができる。そして、体験活動は、問題解決能力を育む上でなくてはならないものであるが、単なる体験にしてしまわないために体験から課題を見つけたり、課題を体験に繋げたりしていく必要がある。京都市立山王小学校では、疑似体験から課題を見つけ、高齢者との触れ合い体験を通して発見した課題を解決しようとしている。また、人と接するマナーや地域との関わりといったつけたい力を明確にしていることも大切である。 |
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講評 | 金子ゼミについては、全体をまとめて、講評したい。一方において卒論の良い点として、これまでの卒論と比べ、分析対象の絞り込み、または、分析視点の絞り込みがなされたものがいくつかみられ、論旨がより明確なものとなった。他方において、時間不足もあって、自己の体験をまとめてはいるがそれを十分一般化しきれなかったり、そのテーマについて、論点が取りざたされているにもかかわらず、あるかぎられた文献に依拠した限定的な考察にとどまるものもあり、残念であった。 |
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キーワード1 | 総合的な学習の時間 |
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キーワード2 | 学力低下 |
キーワード3 | 体験活動 |
キーワード4 | 問題解決能力 |
キーワード5 |