学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 金子 邦秀 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 小学校キャリア教育の本質―推進の拡大を目指して― |
内容 | 若者の社会への移行の困難化や子どもたちの発達上の課題から、21世紀の変化の激しい流動的な社会を生きぬくための資質や能力の育成を目指した「キャリア教育」が小学校段階から必要とされている。しかし、実際の小学校の教育現場では、キャリア教育の概念・知識およびその必要性が浸透しておらず、導入に至っていないケースが多い。そこで、本論では、狭義の「仕事や職業についての教育」と誤解されるキャリア教育の本来の目的や小学校段階で育むべき力について考察し明らかにした。キャリア教育は、子どもたちが将来社会的に自立することを究極の目標としており、小学校ではその基盤となるコミュニケーション能力等の基礎的な能力を育むことが重要である。また、授業実践には類型があり、効果が報告された実践も多く存在している。これらを参考に、まずは推進に着手し、よりよいキャリア教育を追求することで、子どもたちに明るい未来をもたらすだろう。 |
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講評 | 金子ゼミについては、全体をまとめて、講評したい。一方において卒論の良い点として、これまでの卒論と比べ、分析対象の絞り込み、または、分析視点の絞り込みがなされたものがいくつかみられ、論旨がより明確なものとなった。他方において、時間不足もあって、自己の体験をまとめてはいるがそれを十分一般化しきれなかったり、そのテーマについて、論点が取りざたされているにもかかわらず、あるかぎられた文献に依拠した限定的な考察にとどまるものもあり、残念であった。 |
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キーワード1 | 小学校 |
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キーワード2 | キャリア教育 |
キーワード3 | キャリア発達 |
キーワード4 | 生きる力 |
キーワード5 |