学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 井上 智義 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 2種類の画像を使用した英単語の記憶に関する一研究 |
内容 | 本研究の目的は、未知の英単語を学習、記憶する際に、効果的である方法を検討することである。さまざまな記憶方法がある中で本研究では視覚的刺激による効果に着目し、写真・イラストの2種類の画像とそれぞれの英単語が6個ずつ、合計12個掲載された用紙1枚を記憶材料として使用した。その前後に事前テスト、事後テストとしてそれぞれの単語の英訳テストを要求し、写真とイラストのどちらの方が記憶する際に効果があるのか調査を行った。なお、同志社大学の学生57名を対象に調査を行った。その結果、写真・イラストのどちらにも強い相関が見られることはなかった。画像の種類にかかわらず、鮮明で頭に残りやすいものは記憶しやすい傾向が明らかになった。そして、英単語のつづりが難しいものは、そのような画像を使用しても記憶には残りにくいことがわかった。 |
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講評 | 私のゼミの今年度の卒業論文は、20,000字のものが1編、10,000字のものが9編が提出されました。 前者は九色の色の名前(漢字)と、色パッド(色紙)を実験参加者に提示して、その印象の違いを、心理学的な手法で検討するというものでした。言語連想法と意味微分法(SD法)の両者を活用して興味深い結果が示されています。100名の参加者についての丁寧な分析になっているので、学術的にも大きな意味があるものと考えています。 また、後者の多くの論文は、三年次のゼミから研究したものを、今年度になってからも引き続き研究を深め、各人がそれぞれの視点からまとめたものになっています。異文化理解に関わるものや、外国語学習に関わるもの、特別支援教育に関わるもの、その他、コミュニケーションに関わるものなど、さまざまなテーマのものがありました。それぞれの努力を評価したいと思っています。 |
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キーワード1 | 記憶 |
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キーワード2 | 画像 |
キーワード3 | 視覚的刺激 |
キーワード4 | 英語教育 |
キーワード5 |