学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 井上 智義 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 対日イメージの変化とその要因―韓国人留学生Aさんのインタビューから― |
内容 | 本論文では、日本で学ぶ留学生の日本人に対して持つイメージが来日前と来日後でどのように変化したかとその要因を明らかにすることで、留学生が学習しやすい、あるいは暮らしやすい環境にするためにはどういったことを考える必要があるのかということを明らかにすることを目的とした。その方法として、同志社大学に在籍する留学生に対して質問紙調査とインタビュー調査を実施した。本論文は、その調査の中から特に印象的であった韓国人留学生Aさんの調査結果に着目した。結果、学業面の不安・母国の歴史教育・日本人の二面性という要因がイメージの変化に関わっていることが分かった。特に日本人の二面性という要因については、学生の私達にも意識して改善できるものである。今回明らかになった要因をしっかり受け止め、今後の留学生の受け入れる体制を改善していく必要があると考える。 |
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講評 | 私のゼミの今年度の卒業論文は、20,000字のものが1編、10,000字のものが9編が提出されました。 前者は九色の色の名前(漢字)と、色パッド(色紙)を実験参加者に提示して、その印象の違いを、心理学的な手法で検討するというものでした。言語連想法と意味微分法(SD法)の両者を活用して興味深い結果が示されています。100名の参加者についての丁寧な分析になっているので、学術的にも大きな意味があるものと考えています。 また、後者の多くの論文は、三年次のゼミから研究したものを、今年度になってからも引き続き研究を深め、各人がそれぞれの視点からまとめたものになっています。異文化理解に関わるものや、外国語学習に関わるもの、特別支援教育に関わるもの、その他、コミュニケーションに関わるものなど、さまざまなテーマのものがありました。それぞれの努力を評価したいと思っています。 |
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キーワード1 | 対日イメージ |
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キーワード2 | 韓国人留学生 |
キーワード3 | 友人関係 |
キーワード4 | |
キーワード5 |