卒業論文詳細

学科教育文化学科 ゼミ教員名沖田 行司 年度2011年度
タイトル佐久間象山の教育思想
内容 佐久間象山は幕末の思想家で近代教育に多大な影響を与えた。佐久間象山の教育思想を通して、これからの教育、政治、自分の生き方について研究した。佐久間象山の生い立ちは、松代藩に生まれ、勉強熱心な剣術道場を持つ佐久間一学と母まんの間に生まれ、思想家になるべくしてなったというようなエピソードをたくさん持ち、みんなに期待されながら育った。アヘン戦争を機会に海外の技術や、海防についてかかわり始める。その後吉田松陰を海外の技術や文化を学ばせるために、密航させ、共に幽閉される。幽閉後も沢山の書物を書き、幕府に意見を出し続ける姿勢は変えていない。
 出所後、京都で暮らし、佐久間象山の人生で一番評価される時が訪れるがそれとともに倒幕派に命を狙われ、命を落とす。日本憂う気持ちはあるもののそれが理解されず、命を奪われた佐久間象山は本当に日本の未来のために取り組んだ人物である。
講評  二年間かけて幕末の思想家と取り組みました。これまでたくさん研究や文献があるところを、自分なりの視点で取捨選択して、よくまとめました。
キーワード1 佐久間象山
キーワード2 松代藩
キーワード3 吉田松陰
キーワード4 西洋の芸術東洋の道徳 
キーワード5 海防