| 学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 梶谷 真也 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | グランドハンドリング業務における業務量と賃金・休日の実態分析 | ||||
| 内容 | 本研究は、日本国内のグランドハンドリング(GH)企業を対象として、従業員1人当たりの業務量と賃金および休日といった処遇との関係を明らかにすることを目的とする。GH業務は航空機の安全な運航を支える重要な役割を担っているが、近年は人手不足や離職率の高さが課題となっている。従来の研究では空港規模の発着回数や諸客数といった総量指標によって評価されることが多かった。そこで本研究では、着陸回数および乗降客数を従業員数で除した指標を用い、業務量を1人あたりの観点から分析した。分析には国土交通省統計資料や各GH企業の公開採用情報を基に整理したデータを用いた。 その結果、業務量が必ずしも空港規模と一致しないこと、また、業務量の多さが賃金水準や休日数の多さに結びついていないことが確認された。特にANAおよびJALといった同一航空会社ブランド内においても、都市空港と地方空港の間で処遇に差が見られ、地方空港では業務負荷が高いにもかかわらず賃金や休日が抑えられる傾向が示された。 |
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| 講評 | 本論文は,空港の地上業務(グランドハンドリング)に携わる労働者の仕事量と処遇との関係を公表データから検証している.分析に利用できそうな情報をひとつずつ探し出し,それらをまとめながらかなりの時間をかけてデータセットを構築したことを高く評価する. |
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| キーワード1 | 人手不足 |
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| キーワード2 | 処遇格差 |
| キーワード3 | 空港間格差 |
| キーワード4 | 企業間格差 |
| キーワード5 |