| 学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 兒島 明 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 高校時代の海外留学における異文化経験がその後のキャリア形成に及ぼす影響 ―高校留学経験者のインタビュー調査を通じて― | ||||
| 内容 | 本研究は、高校時代の海外留学における異文化経験が、その後のキャリア形成にどのような影響を与えるのかを明らかにすることを目的としている。現代社会では、異なる文化的な背景を持つ人々と協力しながら仕事や課題に取り組む機会が増え、留学は単なる言語を学ぶ機会に留まらず多様な価値観や文化に触れ、国際的な視野を得られる機会となっている。その留学を高校生というアイデンティティや自己概念が形成される重要な時期で経験することによって、将来のキャリア形成に大きく関わると考えられる。本稿ではこのような背景を踏まえ、6ヶ月以上の高校留学経験のある4人のインタビュー対象者にインタビュー調査を行い、留学中にどのような異文化経験をしたのか、また、その異文化経験がその後のキャリア形成にどのように関わっているのかを一人一人の話を通して明らかにした。その結果、高校留学での異文化経験は主に家庭生活と学校生活という日常生活全体を通して経験されていた。また、同じ世代との関わりを通して異文化への適応が行われる特徴があり、これらの経験は、留学経験者4人の進路選択やキャリア形成に影響を与えていた。 |
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| 講評 | 留学といえば大学生と関連づけて論じられることが多いですが、本研究では、これまであまり目が向けられてこなかった高校生の留学経験に注目しています。しかも、単に留学経験の実態を描くだけでなく、それがその後のキャリア形成に及ぼす影響まで射程に入れて解明を試みているところに本研究の独創性があります。高校留学経験のある4名へのインタビュー調査を通じて、留学による異文化への視野の広がりや深まりが、大学・学部選択やその後の職業選択にまで大きな影響を及ぼしていることが明らかになりました。とくに、大学で何を学ぶかを多角的な視点に立って模索できる点で、高校留学経験がキャリア形成において大きな意味をもつという知見は重要です。 |
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| キーワード1 | 海外留学 |
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| キーワード2 | 高校留学 |
| キーワード3 | 異文化経験 |
| キーワード4 | キャリア形成 |
| キーワード5 |