卒業論文詳細

学科教育文化学科 ゼミ教員名中川 吉晴 年度2025年度
タイトル体癖から考える野口整体の可能性
内容 本稿は、野口晴哉が提唱した整体思想、とくに体癖論を中心に、人間の心身の関係とその現代的意義を考察したものである。野口整体は、症状の治療ではなく、人間が本来持つ自然治癒力や生命力を引き出すことを目的とし、愉気・整体体操・活元運動などの実践を通じて身体の自己調整を促す。体癖論は人間の心身の傾向を12種類に分類し、無意識の行動や感情、思考の特徴を理解する手がかりを与える理論である。また野口は風邪を身体の調整反応として肯定的に捉え、体癖に応じた生活や対応が体質改善につながると説いた。さらに本稿では、野口整体が現代社会のストレス緩和や自己理解に寄与するだけでなく、スポーツや教育分野においても、個々の身体特性を尊重した指導や人間的成長を支える有効な実践であることを明らかにした。
講評 本論文は、野口晴哉の整体について考察することで、現代人が身体性を回復する必要性を扱ったものである。とくに野口が見いだした体癖に着目している点は評価できる。
キーワード1 野口整体
キーワード2 体癖
キーワード3 風邪の効用
キーワード4 野口晴哉
キーワード5 平衡欲求