| 学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 奥井 遼 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 学校外教育の可能性について ―学び・居場所のジレンマと組織運営― | ||||
| 内容 | 本稿では、全ての子どもたちを受け入れる居場所を機能させていくことこそが今日の居場所研究において注目されるべきという考えから、地域住民の誰もが訪れることのできる学びの機能を持った居場所である「学び場」に焦点を当てている。具体的には「学び」、「居場所」、「組織の運営」という三つの観点をもとに考察を進める。地域の「学び場」におけるフィールドワークをもとに、場の特徴や利用者のコミュニケーションを詳細に記述することによって、学校や家庭以外の学びの場として地域を捉え直すことを目指す。また、筆者がフィールドワークを行う中で気づいた、学びや居場所をめぐるジレンマを明らかにすることによってそもそも学びとは何か居場所とは何かということを考察する一助としたい。加えて、組織の運営についても記述することによって、地域で新たに作られた居場所で生じているジレンマを解決するための方向性を示す。 |
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| 講評 | 学びを学校の内部に閉じるのではなく、地域へと広げることの意義は今日ますます認められつつある。商店街と連携した学びの場、と聞くと、その魅力も大きい。しかしながら、実際の場を作り、運営するとなると、人集め、学習内容の充実、安定的な運営など、必ずしも一筋縄ではいかない課題が増える。筆者は学校外の学びの場に焦点を当て、スタッフとして長期にわたって関わる中で、学びの場をめぐる可能性とジレンマを明らかにした。特に、学びの目的を広く「生きること」と取った場合の、活動目的がかえって曖昧になるというジレンマや、財政的なジレンマなど、あまり注目されることのない、しかし切実な課題に光を当てた点は功績といえよう。 |
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| キーワード1 | 地域 |
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| キーワード2 | 居場所 |
| キーワード3 | 学び |
| キーワード4 | 組織運営 |
| キーワード5 |