| 学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 奥井 遼 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 出会いを起点とした多文化共生社会の在り方について フランス・ベルギーでの事例をもとに | ||||
| 内容 | フランスの子どもの施設及びベルギーの学校でのフィールドワークをもとに、その空間の中で見られた事例を記述し、多文化共生社会の在り方に再考を促すことを目指す。具体的には子どもの施設及び学校現場での「出会い」を起点とし、その相互作用の中で生まれたものに着目しながら、多文化共生社会の在り方について考察を進める。具体的には、言語教育、語らないことで解放すること、居場所、生徒と筆者の相互理解、生徒と教師の関わりから見られた教師の潜在的な意識、など、「出会い」が生じることをめぐる諸課題や意義を明らかにした。 |
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| 講評 | 多文化共生教育が抱える難しさを、先端事例ともいえるフランスとベルギーでのフィールドワークから明らかにする論考である。移民の多い地域の子育てカフェ(フランス)では、利用者たち同士の深い対話をあえて促さない姿勢を取り上げ、また多様なバックグラウンドを持つ子どもが集まる学校の教室(ベルギー)では、日ごろ受容的に子どもを支える教師が、ふと差別的な言葉がけをしてしまう場面を描く。事例の数の少なさという問題を抱えてはいるものの、現場における等身大の記述をもとに、他者と適切な形で出会うことの難しさと可能性を論じきった点は評価される。 |
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| キーワード1 | 多文化共生 |
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| キーワード2 | 対話 |
| キーワード3 | 自由 |
| キーワード4 | 境界 |
| キーワード5 | マイクロアグレッション |