| 学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 越水 雄二 | 年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| タイトル | 生涯学習における社会的包摂の可能性と限界ースウェーデンのスタディサークルを事例にー | ||||
| 内容 | スウェーデンにおけるスタディサークルは、市民が主体的に集い、対話を通じて学びを深める実践形態であり、生涯教育の制度的枠組みの中で発展してきた。本稿の目的は、このスタディサークルが社会的包摂にどのように寄与しうるかを検討することである。 第1章では、生涯教育および社会的包摂に関する先行研究と定義を整理した。第2章では、スウェーデンの生涯教育の歴史と、スタディサークルの制度的特徴を概観した。第3章では、スタディサークルが市民の社会参加意識や関係形成の促進といった包摂的な効果をもつ一方で、参加者属性の偏りや非参加者へのアプローチの難しさといった課題を抱えることを明らかにした。第4章では、日本への示唆を含め、より包摂的な生涯学習社会の構築に必要な条件を考察した。 以上より、生涯学習における包摂とは単なる参加拡大ではなく、学びたい意志を持つすべての人々が排除されない環境をいかに整えるのかという課題であることを示した。 |
|---|
| 講評 | この論文は、スウェーデンにおける人びとの学びの一形態である〈スタディサークル〉について、歴史的背景とともに現在の理念と実態を検討することによって、生涯学習活動を通じた社会的包摂と限界を考察しています。筆者は内外の先行研究を踏まえた上で英語文献も積極的に参照しており、現代日本の生涯学習の課題を考えるのにも示唆が得られる内容です。筆者自身の大学卒業後の生涯学習が楽しみになります。 |
|---|
| キーワード1 | 生涯学習 |
|---|---|
| キーワード2 | 社会的包摂 |
| キーワード3 | スタディサークル |
| キーワード4 | スウェーデン |
| キーワード5 | 社会参加 |