| 学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 越水 雄二 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 差別と偏見の構造 -アンシャン・レジーム期の貴族社会を例に - | ||||
| 内容 | 本稿は、社会的に行われる差別や、無意識の偏見の構造を明確にすることを目的とする。差別や偏見は社会的構造や各人の心理的側面を発端とするものであることが多い。そこで、本稿では明確な身分制度が存在したフランスのアンシャン・レジーム期を例に取り上げる。アンシャン・レジーム期の身分制度のもと、人々は第一身分、第二身分、第三身分に 分けられ、第一身分と第二身分は特権身分として優遇される一方で、第三身分は社会的に排除される傾向にあった。このような身分制度という社会的構造により、第三身分は差別されていた。また、第二身分に属する貴族たちが形成した貴族意識に関しても結果的に第三身分を排除する要因となったと考える。アンシャン・レジーム期に存在した身分の違い をもとに、社会的構造と心理的側面の双方から差別と偏見の構造を捉える。 |
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| 講評 | 筆者は、差別と偏見を他人事とせず、私たちが自分でも気付かないまま他者や物事に対して抱きかねないものであると考え、それらの構造を明確に解明する狙いから、フランスのアンシァン・レジーム期における身分制度を背景にした差別と偏見を事例に取り上げました。この構想を活かすためには、当時の差別と偏見の実態をフランス史研究の諸成果に学んで、より具体的に捉えた上で考察を進めてほしかったです。 |
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| キーワード1 | 差別 |
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| キーワード2 | 偏見 |
| キーワード3 | アンシャン・レジーム |
| キーワード4 | |
| キーワード5 |