| 学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 越水 雄二 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 鉄道の光と影 ―19世紀イギリスとフランスから― | ||||
| 内容 | 本稿では、「産業革命期に誕生した鉄道が、人々にどのように受け止められ、どのような光と影をもたらしたのか」を批判的に考察する。 第1章では、イギリス生まれの“新”交通手段に初めて向き合った人々が、どのような感覚を抱いたのかを、ディケンズの著書を通して読み解く。 第2章では、鉄道発展期の人々が利便性を歓迎しつつも、その暴走性に不安を抱いたことを、ゾラの著書を通して読み解く。 第3章では、鉄道普及期における鉄道の発展と影を通じて、鉄道が社会においてどんな存在になったのかを考察する。 本研究の意義は、新しい技術を受け入れるときに、どのような姿勢で向き合うべきかを考える点にある。スマートフォンやAIの登場で生活は便利になったが、その利便性をそのまま喜んでよいのか。 リニアモーターカーの実現が近づく今、鉄道が生まれた当時の人々の受け止め方は、私たちが新しいものとどう付き合うかを考える上で、重要な手がかりとなる。 |
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| 講評 | 「鉄道の光と影」というテーマで、筆者は当初、対象を19世紀のイギリスとフランスに限定せず他の欧米諸国へも広げる考察を通じて、最終的には日本の鉄道の「光と影」を論じる構想を持っていました。卒業論文は大学での学業のゴールですが、筆者には大学卒業後も、さらに鉄道に親しみながら卒論の当初の構想に基づいた研究を進めるように、卒業論文を言わば生涯研究のスタートにしてほしいと期待しています。 |
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| キーワード1 | 鉄道 |
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| キーワード2 | 産業革命 |
| キーワード3 | ディケンズ |
| キーワード4 | ゾラ |
| キーワード5 | 交通 |