| 学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 上田 眞士 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 児童労働をなくすために | ||||
| 内容 | 本論文では、児童労働が及ぼす子どもの健康、教育への影響を産業革命期のイギリス、近代の日本を例に検討した。その後近年の児童労働撤廃への運動を確認し、課題と好例を認識した。 分析の結果、産業革命期のイギリスでは、児童労働が子どもの健康に少なからず影響したことが分かった。また、近代の日本では、就学免除の特例や職業紹介事業により、法整備が上手く機能せず児童労働者が増加し、教育に影響を及ぼしたことが分かった。また、先のイギリスとは異なり、児童労働が労働問題として認識されず、女工問題として取り上げられたことも特徴であった。 近年、世界的に児童労働が労働問題として認識され、国際的な条約が採択され、企業単位で児童労働撤廃プロジェクトが行われるなど、児童労働撤廃に向けての運動が活発化している。労働から子どもを引き離すことで、子どもと教育を結びつけることができ、慢性的な貧困から脱却する一手を担うことができると示唆された。一方で、日本では企業による児童労働への取り組みに対する関心の低さが指摘され、企業の社会的責任を持つ必要があるとされた。 |
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| 講評 | 卒論執筆に当たって,一番大事にして貰いたい点。それは「わかりたい」という気持ち,「理解する」という作業を一番大切にして欲しいということです。そして,そのためには,貪欲に読書することが必要だということです。曖昧模糊としていた問題意識も鮮明にすることになりますし,課題の掘り下げも深まることになります。本論文の児童労働撤廃を課題とした研究は,産業革命期の児童労働の歴史から説き起こし,現代における児童労働撤廃に向けた国際運動へと考察を広げている点が,大きな視点を感じさせるものとなっています。良い研究だと思います。 |
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| キーワード1 | 児童労働 |
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| キーワード2 | 工場法 |
| キーワード3 | 企業の社会的責任 |
| キーワード4 | |
| キーワード5 |