| 学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 寺井 基博 | 年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| タイトル | ワーキングホリデー・メーカー達の帰国後の職業選択 | ||||
| 内容 | 本稿ではワーキングホリデーを実施した人達の帰国後の職業選択ついて研究することを目的としている。近年、留学などに比べて費用が安いことから多くの若者たちが仕事を辞めてまで、ワーキングホリデー制度を利用して海外に渡航している。彼らの実施目的は「自身のキャリアアップ」や「人生のモラトリアムのため」など多岐に渡る。海外と日本では働き方が違うところが多く、中には労働搾取が横行している職場環境が極めて劣悪な場所で働かされるワーキングホリデー者達も多いことが現状である。また現在、世界中で移民排斥の流れが強くなり、外国人が渡航先の国での働き方や生活に影響が出始めていると考えた。このような状況の下、海外で一定期間働き、帰国した人たちにインタビューした。インタビューを実施して、ワーキングホリデーは就職活動に少なからず影響があるという結果になった。ワーキングホリデーの経験により前職よりも良い職につけた人達もいれば、就職活動をせずに再度ワーキングホリデーを実施する人達もいた。少なくとも彼らの職業観に何らかの影響を与え、渡航前よりも人生の選択肢は増えたと考える。 |
|---|
| 講評 | 本論文は、ワーキングホリデー経験者に対する聞き取り調査に基づく実証的な研究論文である。ワーキングホリデー制度は、受け入れ国には労働力確保の手段として、利用者には自分探しのモラトリアムとして利用されることが多いという実態もあり、ワーキングホリデー・メーカーに対する企業の評価は、本人の属性によって大きく異なることが本論文で示される。学生であれば、その経験は行動力という形で顕在的能力として評価されるが、社会人の場合には、企業勤務からの離脱・空白期間(ブランク)と評価されることが多いことが本論文によって明らかにされた。ワーキングホリデーの経験を糧に、社会人としての歩みを進めてもらいたい。 |
|---|
| キーワード1 | ワーキングホリデー |
|---|---|
| キーワード2 | 仕事 |
| キーワード3 | 就職活動 |
| キーワード4 | モラトリアム |
| キーワード5 |