| 学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 佐伯 順子 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | "JリーグクラブにおけるSNS運用が来場者数に与える影響 ―京都サンガF.C.とガンバ大阪の比較分析ー" | ||||
| 内容 | 本研究は、京都サンガF.C.とガンバ大阪を対象に、SNS運用戦略の相違およびその効果がファンの関心形成とスタジアムへの来場行動にどのように関係しているのかを明らかにすることを目的とする。2025シーズンを分析期間とし、YouTube、Instagram、X(旧Twitter)における公式投稿を分析し、投稿数、投稿ジャンルの構成と来場者数の推移を比較した。分析の結果、ガンバ大阪は高頻度かつ多ジャンルの投稿を通じて、SNSを試合日以外も含めた継続的なファン接点として位置づける戦略を採用していた。一方、京都サンガF.C.はガンバ大阪と比較して投稿数は少なく、地域性やクラブの価値を可視化する発信を重視する戦略を展開していた。また、その効果の現れ方にも差があり、ガンバ大阪は来場者数が安定しており、SNS投稿数との連動が限定的であったのに対し、京都サンガF.C.では投稿数増加と来場者数増加が比較的明瞭に対応しており、補助的要因として機能していた可能性が示唆された。以上より、SNSの効果だけでなく、クラブの規模や背景に応じてSNS戦略自体も異なることが示された。 |
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| 講評 | スポーツとメディア研究の分野のひとつとして、サッカーを具体的事例とし、なかでも京都と大阪のサッカーチームに注目して、そのメディア戦略の特徴と効果を探った。関西の地元に根差したチームを研究対象とする点は有意義であり、京都サンガとガンバ大阪の比較を通じて、地理的に近接したチームでありながらも、それぞれのメディア戦略の質的相違や、地域性の活かし方、来場者数とSNS投稿数の連動の異同が明らかになった。具体的なチームをケーススタディとしながら、スポーツとメディア戦略の関わり全般についても示唆を与える研究になっている点が評価できる。 |
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| キーワード1 | Jリーグクラブ |
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| キーワード2 | SNSマーケティング |
| キーワード3 | 来場者数 |
| キーワード4 | 観戦行動 |
| キーワード5 | 比較分析 |