| 学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 小黒 純 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 飲料CMにおける「タレント起用」と「製品提示」の描かれ方 -カテゴリー特性とメーカー戦略による差異の分析- | ||||
| 内容 | 本研究は、2020年から2025年に放映された主要飲料メーカー5社のテレビCM445本を対象に、「タレント起用」と「製品提示」の形式的構成を定量的に分析したものである。 分析の結果、飲料CM全体ではタレント登場時間が製品提示時間を上回り、タレントを媒介とした情緒的訴求が主流であることが確認された。カテゴリー間の比較においては、ノンアルコール飲料や機能性茶飲料で製品提示の割合が高く機能的価値の伝達が優先される一方、ビール類ではタレントによる情緒的訴求とシズル感のある製品提示が共に高い水準で両立されていた。メーカー間でも戦略差が明確であり、キリン・アサヒは製品の品質を重視する「モノ訴求型」、サントリー・コカ・コーラは世界観を重視する「ヒト・イメージ訴求型」の傾向を示した。 飲料CMの構成バランスは、健康志向による消費者関与の変化、法規制への適応、市場での差別化という複合的な要因に基づき、戦略的に決定されていることが明らかとなった。 |
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| 講評 | 以下の諸点を確認したところ、いずれも適切に示されている。 1)序論;研究背景、研究テーマ、先行研究の紹介と批判的検討、研究目的、研究方法 2)本論;研究結果、考察 3)結論;結論、限界と今後の課題 4)注釈と引用文献 本論部分では自らデータを収集し、分析を試みている。得られたデータは価値が高いものである。 生成AIの用い方も適切である。 完成までのプロセスとして複数回、草案を提出し、指導教員の指導を受けている。 以上のことから、メディア学科の卒論として高い水準の論文となっている。 |
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| キーワード1 | テレビCM |
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| キーワード2 | 飲料 |
| キーワード3 | タレント |
| キーワード4 | カテゴリー |
| キーワード5 | メーカー |