卒業論文詳細

学科メディア学科 ゼミ教員名小黒 純 年度2025年度
タイトル1937 年から2016年におけるディズニープリンセス映画12作品にみる男性キャラクター像の変遷 ―外見・行動・歌詞分析を中心に―
内容  本研究は1937年から2016年までに制作されたディズニープリンセス映画12作品を対象に男性キャラクター像の変遷を明らかにすることを目的とした。先行研究ではプリンセスのジェンダー描写に注目が集まる一方、男性キャラクターの分析は十分に行われてこなかった。そこで本研究では外見・行動・歌詞という3つの側面から男性像を多角的に分析した。分析の結果、初期作品では男性は救済者として理想化されていたが、中期には身分や立場に依存しない人間的成長が描かれるようになり、近年では共感性や協働性を重視する対等なパートナー像へと変化していることが明らかになった。さらに、近年の作品では男性キャラクターが弱さや不安といった感情を表現する場面が増加しており、従来の「強さ」を中心とした男性像からの転換が確認された。
 研究の結果、男性像は強さ・英雄性に基づく一面的モデルから、感情・関係性・内省を含む多面的モデルへと移行していることが明らかになった。
講評 以下の諸点を確認したところ、いずれも適切に示されている。
 1)序論;研究背景、研究テーマ、先行研究の紹介と批判的検討、研究目的、研究方法
 2)本論;研究結果、考察
 3)結論;結論、限界と今後の課題
 4)注釈と引用文献
本論部分では自らデータを収集し、分析を試みている。得られたデータは価値が高いものである。
生成AIの用い方も適切である。
完成までのプロセスとして複数回、草案を提出し、指導教員の指導を受けている。
以上のことから、メディア学科の卒論として高い水準の論文となっている。
キーワード1 ディズニー
キーワード2 プリンセス
キーワード3 プリンス
キーワード4 ジェンダー
キーワード5