| 学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 小黒 純 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | ファンクラブにおける関係性構築の構造 ーアイドル、バンド計9組を事例としてー | ||||
| 内容 | 本研究は、ファンクラブをアーティストとファンの関係性を形成・維持する戦略的空間として捉え、その内部で提供されるコンテンツやサービスの構成を分析し、その特性と、ファンとの関係性志向の対応を明らかにすることを目的としている。野谷ら(2015)のリレーションシップ・マーケティング理論を枠組みとして、日本の男性アイドル、女性アイドル、バンドの計9組のファンクラブを対象に、会員向けコンテンツを「交換志向型」「共同志向型」「統合型」「取引志向型」に分類し、構成比と更新頻度を分析した。その結果、ジャンルやアーティストの世界観によって関係性構築の方針は多様であり、会員向け特典を重視する安定型、日常共有を重視する密接型など、異なる関係性の志向が確認された。ファンクラブは、アーティストとファンの距離感が設計された場であり、その構造を分析することが、現代のファン文化を理解する上で重要な手がかりとなることを示唆している。 |
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| 講評 | 以下の諸点を確認したところ、いずれも適切に示されている。 1)序論;研究背景、研究テーマ、先行研究の紹介と批判的検討、研究目的、研究方法 2)本論;研究結果、考察 3)結論;結論、限界と今後の課題 4)注釈と引用文献 本論部分では自らデータを収集し、分析を試みている。得られたデータは価値が高いものである。 生成AIの用い方も適切である。 完成までのプロセスとして複数回、草案を提出し、指導教員の指導を受けている。 以上のことから、メディア学科の卒論として高い水準の論文となっている。 |
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| キーワード1 | ファンクラブ |
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| キーワード2 | ファン |
| キーワード3 | リレーションシップ・マーケティング |
| キーワード4 | 交換志向 |
| キーワード5 | 共同志向 |