| 学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 小黒 純 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 地方観光地の再生と広報戦略 ―長門湯本温泉を事例に― | ||||
| 内容 | 本研究は、団体旅行の終焉や人口減少により衰退した地方観光地が、デジタル時代の変容に対応し、いかに再生を遂げるかを広報戦略の視点から分析したものである。山口県の長門湯本温泉を事例に、官民連携による、温泉街全体を対象とした「面の再生」プロセスを調査した。 分析の結果、入湯税を主な原資とする運営主体「長門湯本温泉まち株式会社」が核となり、一貫したブランドイメージを発信していることが明らかになった。自社メディアでは情緒的な景観に加え、温泉街の維持管理の裏側や地域住民との連携を可視化し、信頼と共感を構築している。一方、マスメディアを通じた発信では事業の文化的文脈を補足することで、相互補完的な体制を確立している。広報成果の数値化が難しいという構造敵課題はあるものの、広報は地域の価値を再定義し、外部への訴求と内部コミュニティの強化を同時に担う。これが持続可能な観光まちづくりの基盤として機能していることを示した。 |
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| 講評 | 以下の諸点を確認したところ、いずれも適切に示されている。 1)序論;研究背景、研究テーマ、先行研究の紹介と批判的検討、研究目的、研究方法 2)本論;研究結果、考察 3)結論;結論、限界と今後の課題 4)注釈と引用文献 本論部分では自らデータを収集し、分析を試みている。得られたデータは価値が高いものである。 生成AIの用い方も適切である。 完成までのプロセスとして複数回、草案を提出し、指導教員の指導を受けている。 以上のことから、メディア学科の卒論として高い水準の論文となっている。 |
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| キーワード1 | 地方観光地 |
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| キーワード2 | 広報 |
| キーワード3 | 地域ブランディング |
| キーワード4 | 観光まちづくり |
| キーワード5 |