| 学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 小黒 純 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 電車車内マナー広告は何を伝えているのかー鉄道会社、交通局6社の比較からー | ||||
| 内容 | 本研究は、電車車内に掲出されているマナー広告が乗客に対して何をどのように伝えているのかを明らかにすることを目的とし、近畿圏を中心とする鉄道会社・交通局6社のマナー広告を比較分析した。分析は、マナー啓発の対象となる行動内容、言語表現の特徴、視覚的表現から行った。その結果、座席や車内スペース、車内環境など、他者との空間共有を前提とする行動が多く啓発されていることが確認された。また、命令的・禁止的表現は少なく、ユーモアや情緒に訴える表現が多用されていた。これらの傾向は、直接的な禁止を避けることで心理的反発を抑制し、共感や気づきを通じて自発的なマナー遵守を促す表現戦略であり、その採用のされ方には鉄道事業者ごとの方針や想定される利用者像の違いが反映されていることが示唆された。以上より、マナー広告の表現には事業者間で一定の差異が存在することが明らかとなった。 |
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| 講評 | 以下の諸点を確認したところ、いずれも適切に示されている。 1)序論;研究背景、研究テーマ、先行研究の紹介と批判的検討、研究目的、研究方法 2)本論;研究結果、考察 3)結論;結論、限界と今後の課題 4)注釈と引用文献 本論部分では自らデータを収集し、分析を試みている。得られたデータは価値が高いものである。 生成AIの用い方も適切である。 完成までのプロセスとして複数回、草案を提出し、指導教員の指導を受けている。 以上のことから、メディア学科の卒論として高い水準の論文となっている。 |
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| キーワード1 | 電車車内マナー広告 |
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| キーワード2 | マナー啓発メッセージ |
| キーワード3 | ユーモア表現 |
| キーワード4 | 鉄道事業者間比較 |
| キーワード5 | 公共空間における他者配慮 |