卒業論文詳細

学科メディア学科 ゼミ教員名小黒 純 年度2025年度
タイトル エコカーTV CM にみる企業 コミュニケーション戦略の変遷 ートヨタ「プリウス」と日産「リーフ」の比較分析ー
内容  本論文では、エコカーのテレビCMにおける企業のコミュニケーション戦略の変遷を明らかにするため、トヨタ「プリウス」5本と日産「リーフ」3本、計8本のCMを対象に分析を行った。 分析にあたっては、「言語情報」「映像表現」「価値提示」の3点に注目し、各CMを質的に比較した。プリウスのCMは、導入期には技術の新規性や未来性を強調し、その後は環境性能やブランドの再定義、近年では個人の選択や価値観と結びつけた表現へと移行していた。一方、リーフのCMは、初期にはEVの実用性を説明的に示し、次第に走行感や爽快感といった体験価値を前面に出す構成へと変化していた。以上から、HVとEVという技術特性の違いに加え、各時代の社会的背景や企業の価値訴求の変化も広告表現に影響を与えており、プリウスは社会的文脈との接続を、リーフは運転体験の魅力を軸に、それぞれ異なる価値提示を行ってきたことが明らかとなった。
講評 以下の諸点を確認したところ、いずれも適切に示されている。
 1)序論;研究背景、研究テーマ、先行研究の紹介と批判的検討、研究目的、研究方法
 2)本論;研究結果、考察
 3)結論;結論、限界と今後の課題
 4)注釈と引用文献
本論部分では自らデータを収集し、分析を試みている。得られたデータは価値が高いものである。
生成AIの用い方も適切である。
完成までのプロセスとして複数回、草案を提出し、指導教員の指導を受けている。
以上のことから、メディア学科の卒論として高い水準の論文となっている。
キーワード1 エコカー
キーワード2 テレビCM
キーワード3 広告表現
キーワード4 プリウス
キーワード5 リーフ