| 学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 勝野 宏史 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | サッカークラブとサポーターの共創による地方創生 ~社会的変容の実態と共創プロセス~ | ||||
| 内容 | 本研究は、Jリーグクラブとサポーターによる共創的な活動が、どのようなプロセスを通じて地域社会と関わり、地方創生に寄与する社会的変容を生み出しているのかを明らかにすることを目的とする。この目的のもと、以下の三点に着目した。第一に、クラブとサポーターが展開している地域貢献活動を整理した。第二に、これらの活動が地域社会にもたらす定量的・定性的変化を分析した。第三に、クラブ主導のトップダウン型取り組みとサポーター主導のボトムアップ型取り組みがどのように連動し、クラブ・サポーター・地域社会の三者関係におけるサポーターの立場や役割、さらには共創のプロセスがいかに形成されているのかを検討した。その結果、地域貢献活動はクラブによるトップダウン型取り組みのみでは完結せず、サポーター主体のボトムアップ型活動、さらに地域社会の需要と支援が相互に作用する「三者共創モデル」によって成立し、経済的・社会的・文化的効果を生み出していることが明らかとなった。 |
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| 講評 | 本研究は、Jリーグクラブとサポーターによる共創的活動が、いかなるプロセスを通じて地域社会と関わり、地方創生に寄与しているのかを分析した点で意義がある。クラブとサポーターの地域貢献活動を整理し、それがもたらす定量的・定性的変化を検討したうえで、トップダウン型とボトムアップ型の取り組みの連動に注目した構成は明確である。とりわけ、クラブ・サポーター・地域社会の三者が相互に作用する「三者共創モデル」を提示し、経済的・社会的・文化的効果を総合的に捉えた点は評価できる。一方で、聞き取り調査の事例数が限られていた点は、本人もそのように感じていたように、残念であった。調査の範囲をもう少し拡げることが出来ていれば、各効果の具体的事例や因果関係をさらに詳細に示すことが出来、モデルの実証的妥当性は一層高まっただろう。 |
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| キーワード1 | 地方創生 |
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| キーワード2 | 三者共創モデル |
| キーワード3 | Jリーグ |
| キーワード4 | サポーター |
| キーワード5 |