| 学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 伊藤 高史 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 公言しやすいファンアイデンティティがもたらす“国民的人気”シンガーソングライター・あいみょんを事例として | ||||
| 内容 | 本研究は、シンガーソングライター・あいみょんを事例に、「公言しやすいファンアイデンティティ」という視座からファン心理と人気形成のメカニズムを明らかにすることを目的とした。 408名を対象としたアンケート調査の結果、あいみょんファンの約90%が「ファンであることを公言することに抵抗がない」と回答した。これは、「ファンであっていい」という安心感がファン心理として醸成されているという仮説を裏付けるものである。 この「公言しやすさ」を支えているのは、ファンが抱く「親しみやすさ」である。アンケートでは「友達みたい」「近所のお姉さん」「娘みたい」という身近な存在への投影が確認された。この親しみやすさは、NHKへの出演や関西弁の使用といったマスメディア戦略と、プライベート感満載のSNS投稿や活発なリプ返といったSNS戦略によって構築され、健全で自立的な親密性を形成している。 本研究は、従来のファン研究が焦点を当ててきた「熱狂」や「依存」ではなく、「公言しやすさ」「安心感」「自立的な親密性」という新たな側面に光を当て、現代のメディア環境における人気形成のメカニズムを明らかにした。 |
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| 講評 | あいみょんという、ご自身の思い入れの深いアーティストを研究対象として、アンケート調査などに基づいて、その魅力を多角的に明らかにする研究に取り組んでいただきました。ファンとしての視点が活きた、とてもおもしろい論文を完成していただきました。 |
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| キーワード1 | ファンアイデンティティ |
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| キーワード2 | 国民的アーティスト |
| キーワード3 | 親密性 |
| キーワード4 | |
| キーワード5 |