| 学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 野村 裕美 | 年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| タイトル | わが国における奨学金制度の在り方と 今後の展望 | ||||
| 内容 | 大学進学率が上昇する中で ,奨学金を利用する世帯の数も増えている.しかし ,奨学金を利用して大学や専門学校を卒業した後 ,返済に追われて経済的な負担がかかったり ,破産に追い込まれたりするケースも見られ ,若者に重くのしかかる奨学金返済の問題が存在している.奨学金には様々な種類があり ,利用する奨学金の種類によってその後の返済の方法も様々であるが,本稿では,特に利用者数の多い日本学生支援機構の奨学金制度について述べる.また,2020年度から導入された高等教育の修学支援新制度により低所得層に対する奨学金の給付が強化され,2025年度からはさらに多子世帯への年収制限が撤廃され,給付対象が大幅に拡大された.この制度はこれからの奨学金制度のあり方に大きな変化をもたらす可能性がある.本稿では ,日本学生支援機構の奨学金制度の概要 ,修学支援新制度による今後の奨学金制度や高等教育のあり方の展望について述べる. |
|---|
| 講評 | 丁寧な先行文献調査を重ね、これからの高等教育支援の課題を整理した。環境側の問題においては、特に筆者は情報公開の不十分な現状に着目し、情報ギャップがあることを見つけた。また、我が国の経済状況をふまえれば、貸与型奨学金の充実化を論じている。制度の複雑さを踏まえた情報公開を強化すること、情報ギャップを解消すること、そもそも奨学金という名称を変更し、その意図により誰もがアクセスしやすくすることなど、学生目線にたった考察をすることができた。制度の限界はいくらでものべることができるが、学生の主体的生活への着眼を大切に論を展開することができた。 |
|---|
| キーワード1 | 奨学金制度 |
|---|---|
| キーワード2 | 日本学生支援機構 |
| キーワード3 | 高等教育支援 |
| キーワード4 | 就学支援制度 |
| キーワード5 |