卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名永田 祐 年度2025年度
タイトル重度知的障害児の親の生活実態と意識に関する調査-親の語りを通じて-
内容 本論文は、親の語りをもとに、重度知的障害児の親の生活実態と意識について明らかにすることを目的としている。実際、重度知的障害児を養育する親二人にインタビューを行い、その親の語りから「診断が出るまでの体験、考え」「食事・入浴にかかるケア」「食事・入浴以外の場面におけるケア」「支援者、制度、事業に対する考え」「親の余暇」「将来への思い」「きょうだいへの思い」という7つのカテゴリーを抽出した。7 つのカテゴリーをそれぞれ分析し、また、カテゴリー同士の相関関係にも注目しながら考察を行った。その結果、障害児支援に関する社会資源が拡充しつつある現代において、重度知的障害児の親はケア負担の軽減や余暇の確保が十分にできるようになってきた一方、依然として大きな生活負担および心理的負担を抱えていることが明らかとなった。
講評 本論文は、重度知的障害児を育てる親へのインタビューを通じ、その生活実態と意識を7つのカテゴリーから分析したものです。ケア負担が軽減しつつも、心理的負担は依然として大きい現状を丁寧に描き出しました。論文の意義は、支援制度の充実だけでは解消できない家族の負担に光を当て、支援の質の向上を考える基盤を提示した点にあります。
キーワード1 重度知的障害児
キーワード2
キーワード3 生活実態
キーワード4 ケア負担
キーワード5 支援