卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名廣野 俊輔 年度2025年度
タイトル現代社会における家庭観と価値観の変容ーメディアと若者意識から見る福祉的課題ー
内容 本研究は、現代日本の若者における結婚観・家庭観の変化を、社会背景、メディア表象、若者の意識という三つの視点から明らかにし、福祉的支援のあり方を検討することを目的とする。昭和後期には、専業主婦と男性稼ぎ主を前提とした家族像がメディアを通じて共有されていたが、平成以降、女性の社会進出や経済状況の変化により、恋愛や結婚を個人の選択として捉える価値観が広がった。さらに令和期には、非婚や多様な関係性を肯定する表現が増加している。一方で若者は、経済的不安や自立へのプレッシャー、対人関係の希薄化といった葛藤を抱えている。これらを踏まえ、本研究は若者の結婚や家庭形成を個人責任とせず、関係性を支える福祉的支援と多様な生き方を包摂する社会の必要性を示した。
講評 家族という社会福祉にとって重要なシステムの変化を社会学的な視点も交えながら論ずることに成功している。
キーワード1 結婚
キーワード2 性別役割分業モデル
キーワード3 平成の転換期
キーワード4 関係性の希薄化
キーワード5 ライフコース