卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名廣野 俊輔 年度2025年度
タイトル18歳・20歳のライフステージの転換点における制度的断絶と「所属」の喪失
内容 本研究は ,障害のある子どもが学齢期から成人期へ移行する際に直面する「18歳の壁」および「支援の崖」について ,制度的断絶と「所属」の喪失という観点から検討した.特別支援学校卒業後 ,教育機関というセーフティネットが失われ ,日中の居場所や移動手段の確保が困難になる.現状分析では ,重度障害や医療的ケアに対応したグループホームの不足 ,および就労継続支援B型の低工賃と障害基礎年金のみでは自立生活が成り立たない経済的貧困が ,家族依存と「8050問題」のリスクを増幅させていることを明らかにした.これらの課題に対し ,教育と福祉を接続する「移行支援専門コーディネーター」の配置 ,重度・医療的ケア対応型住居へのインセンティブ設計 ,そして「親なき後」を保障する公的信託制度の活用を提言した家族の「自助」に依存するモデルから脱却し ,地域での継続的な生活と権利を保障する社会システムの構築が必要であると結論付けた.
講評 テーマは提出直前に変更があったが、ロスした時間を取り戻そうと奮闘してくれた。また、書き直しも辛抱強く続けることができ、大切なテーマの課題を一定まとめることに成功している。
キーワード1 「8050問題」
キーワード2 「8051問題」
キーワード3 「8052問題」
キーワード4
キーワード5