卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名廣野 俊輔 年度2025年度
タイトル 障害者雇用の賃金と経済的自立へのギャップ -社会的企業という選択肢―
内容 障害者雇用は、法定雇用率の段階的な引き上げにより雇用の「量」は増加しているものの、その「質」には深刻な課題が残されているのが現状である。多くの障害者が働く環境において、労働条件や賃金水準の改善が遅れており、低賃金構造が経済的自立を阻む大きな要因となっている。
本論文では、まず日本における障害者雇用の現状と、特に低賃金構造に焦点を当てた課題を分析・整理する。その上で、従来の企業制度や福祉政策では対応しきれなかったこの課題に対し、「社会的企業」を新たな選択肢として提唱する。社会的企業は、利益追求だけでなく社会的課題の解決を目的とする事業体であり、障害者が持続的に働ける環境を整え、経済的自立を支援する可能性を秘めている。障害者雇用における低賃金構造を打破し、「量から質へ」の転換を実現するために、社会的企業が果たすべき役割とその可能性について論じる。
講評  早いうちからテーマを定めてブレずにコツコツ続けて研究してきた。とりわけさまざまな先進的な取組事例にアンテナを伸ばし続けた点も評価したい。
キーワード1 障害者雇用
キーワード2 低賃金構造
キーワード3 社会的企業
キーワード4 経済的自立
キーワード5