| 学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 小野セレスタ 摩耶 | 年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| タイトル | 日本での災害被災地から考える 銭湯の可能性と課題 | ||||
| 内容 | 本研究は、災害時における銭湯・公衆浴場の入浴支援の実態と役割を明らかにすることを目的とし、石川県の能登半島地震および熊本県における2016年熊本地震、2020年・2025年豪雨を対象に比較分析を行った。先行研究や入浴支援マニュアルの検討に加え、関係者へのインタビューや事例分析を通じて、制度と現場実践の関係性に着目した。結果、熊本県では地域と密接に結びついた銭湯が行政制度に先行して柔軟な自主支援を行い、強いコミュニティ再生力を発揮していた。一方、石川県では温泉文化を基盤に、銭湯が生活インフラと文化的拠点の両面から被災者の心理的安定に寄与していた。また、災害特性の違いにより銭湯に求められる役割は異なるものの、平時から地域に根付いた公共空間であることが迅速な支援を可能にしていた。本研究は、銭湯を平時から非常時まで連続的に機能する地域資源として再評価する必要性を示している。 |
|---|
| 講評 | 自身の経験から、銭湯が地域のつながりを作りえる地域支援の場となるのではないか、という問題意識のもと、とくに「災害時」を取り上げ、実際にインタビューを行ったり事例研究を行ったりするなど積極的に研究している点が評価できる。統計資料の活用、被災時の入浴支援マニュアルの分析などから、日常的に機能する場としてだけではない、非常時のあり方いついても言及し、その必要性を明示した点も評価できる。 |
|---|
| キーワード1 | 銭湯 |
|---|---|
| キーワード2 | 公衆衛生 |
| キーワード3 | 災害時入浴支援 |
| キーワード4 | 地域コミュニテ |
| キーワード5 | 防災 |