卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名小山 隆 年度2025年度
タイトル認知症の人が抱く思いに対する支援の方向性
内容 認知症の人にとって、自分の思いを理解されることは尊厳を保ちながら生活するために重要である。本論文は、認知症の人がどのような思いを抱きながら生活しているのかを明らかにし、その思いに対して、どのような支援や関わりが求められるのかを考察する。本論文では、まず認知症の人を取り巻く環境を知った上で、認知症の人の思いに関する研究や認知症の人が記した語りから、どのような思いを抱いているのかを明らかにした。その結果、認知症の人は不安や苦悩だけでなく、希望や認知症を前向きに捉える気持ちといった多様な思いを抱いていることがわかった。これらの思いに基づき、認知症の人が抱える思いに対して求められる支援や関わりは、どのようなものなのかについて考えた。
講評 本研究は認知症当事者の思いに近づこうとした研究である。先行研究から導かれている当事者の思いを、症状が進行することへの不安などの「ネガティブ」な感情と自分なりに頑張ろうといった「ポジティブ」な感情とに大くくりにして見せたことに本研究の意義はある。その上で、丁寧に文献やブログから本人の思いを求め、カテゴリーの中身を充実させている。決して認知症当事者は自らを否定的な状況の文脈だけでとらえているわけでないことの指摘は大切である。
キーワード1 認知症
キーワード2 認知症の人の思い
キーワード3 支援
キーワード4 関わり
キーワード5