卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名空閑 浩人 年度2025年度
タイトルトランスジェンダー当事者の生きやすさを考える ―性別適合手術と生活上の困難の視点から―
内容 本論文は、トランスジェンダー当事者の生きやすさを、日常生活において直面する具体的な困難と、性別移行に関わる法的・医療的手続の両面から検討することを目的とする。近年、性自認に関する社会的認知や理解は一定程度広がりを見せているものの、戸籍上の性別変更に求められる要件や、医療的手続のあり方は、依然として当事者に大きな身体的・心理的負担を課している。また、職場・学校・医療機関など日常生活のあらゆる場面においても、本人の希望する性別で扱われない事例が存在する。関連する法律・制度の動向、先行研究を整理するとともに、手続き過程で生じる身体的・心理的負担、生活上の不便、周囲の理解不足が生きやすさを阻害していることを明らかにしたい。さらに、制度的支援と社会的配慮の双方が不可欠であると示す事で、当事者が安心して生活できる環境づくりに向けた課題と展望を提示する。
講評 本論文は、トランスジェンダー当事者が社会生活上で直面する様々な負担や不便さなどの、当事者の生きづらさをもたらす制度や社会的要因を取り上げて、それらの解決の方向性を論じたものである。徹底して当事者に寄り添う筆者のぶれない視点が心強い。
キーワード1 トランスジェンダー
キーワード2 性別適合手術
キーワード3 ダイバーシティ
キーワード4 法制度
キーワード5 カミングアウト