学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 沖田 行司 | 年度 | 2012年度 |
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タイトル | 坪内逍遥の教育観 ~坪内逍遥の児童劇を通じて~ |
内容 | 坪内逍遙という人物を知り、その芸術観、教育観を調べることとなった。多方面で挫折を味わった逍遙の生涯最後の取り組みが、シェークスピアの全作品完訳と児童劇であった。 シェークスピアの完訳は演劇に取り組んでいた逍遙の仕事としては想像出来たが、なぜ児童劇にも着手したのか私は疑問を持たずにはいられなかった。そして私は調べていくうちに逍遙が「家族のあり方」を見直す媒体として児童劇を提供したのではないかと推察するに到った。本論文において、第一章では略歴を踏まえつつ、逍遙の生き様を調べ、第二章では児童劇に関する論文や戯曲から逍遙に迫る。そして逍遥が描いた児童劇の作品は親子愛を育むものとして現代において再評価されるべきであると私は主張したい。 作家であり、演出家であり、教育者であり、人格者であった逍遙は、駆け出し俳優でありながら教育文化の学生であった私の指針である。 |
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講評 | 毎年、卒業論文の時期が待ち遠しい。なぜなら、論文の作成を通して、初めて学生と向き合うことが出来るからである。毎年のことながら、学生は最初はレポートと卒業論文との区別が明確ではなかったが、本格的に取り組む過程で、隠された才能を余すことなく発揮するようになった。 前日の夜遅く神戸の出張先から研究室に戻り、遅れている学生と付き合ったこともいい思い出である。「もう少し時間があったらいい論文になったのに」という言葉を聞くだけで、論文指導は成功したと実感した。みんなよく頑張った。 |
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キーワード1 | 坪内逍遥 |
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キーワード2 | シェークスピア |
キーワード3 | 児童劇 |
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