| 学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 空閑 浩人 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 日本の高齢者の生きがいとはなにか ―人間関係、仕事・趣味、精神的支えで支える生きがいの喪失と再構築― | ||||
| 内容 | 本論文では、日本の高齢者の生きがい問題の歴史や背景を明らかにし、高齢期の特徴を捉えた。そして高齢期の特徴として様々な喪失は避けられず、その過程で生きがいも喪失してしまうリスクがある。その中で実際には高齢者の約2割が生きがいを感じておらず、日本の生きがい問題の主は生きがいの喪失であった。第2章では、高齢者の生きがいについての諸理論を分析していくと、「①人間関係②仕事・趣味③精神的支え」の3要素が充実すると強固な生きがいを持てることがわかった。第3章では生きがい問題においての対策を示した。生きがい問題において有効なのは、喪失の予防と、再構築であると考えた。生きがいの再構築において、生きがい政策等の支援を利用することや、ユニークな高齢者サービスの普及が効果的ではないかという結論にいたった。また別角度からのアプローチとして、定年退職や、子供の巣立ちを控えた家庭、高齢者に生きがい喪失のリスク周知、生きがいの喪失予防・再構築方法のアナウンスを行い既存の支援に繋げやすくすることを提案した。 |
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| 講評 | 本論文は、「生きがい」という扱いにくいテーマに果敢に挑戦した力作である。理論的な側面および高齢者への具体的な支援やサービスの側面からの検討はとても説得力のある内容となっている。高齢期に経験される「喪失」の意味を深く考えさせられる論考である。 |
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| キーワード1 | 生きがい |
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| キーワード2 | 高齢者 |
| キーワード3 | 喪失 |
| キーワード4 | 再構築 |
| キーワード5 | 3要素 |