| 学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 郭 芳 | 年度 | 2025年度 |
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| タイトル | 外国人住民が抱える言語・制度・文化の壁と地域福祉サービスの課題―住民の声から見る福祉支援の現状と改善への提言― | ||||
| 内容 | 本研究は、日本における外国人住民の増加を背景に、地域福祉サービスが十分に機能していない現状とその課題を明らかにすることを目的としている。制度上は多言語化や相談窓口の設置などが進められているものの、実際には情報が外国人住民に届いていなかったり、制度が複雑で利用しにくかったりするケースが多い。また、自治体や地域によって支援の質に差があり、外国人住民が孤立や生活不安を抱える要因となっていることが示された。文献や自治体資料の分析を通じて、こうした問題は言語の壁だけでなく、制度設計や運用が日本人を前提としている点に原因があると指摘している。そこで本研究では、制度と生活者をつなぐ役割として多文化ソーシャルワークの重要性を提示し、外国人住民が地域の一員として安心して暮らせる社会の実現に向けた支援体制の必要性を論じている。 |
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| 講評 | 本論文は、外国人住民が地域福祉サービスを利用する際に直面する困難を制度面から検討し、現行施策の課題を具体的に浮き彫りにした点に特徴がある。多言語化など既存対応の到達点と限界を整理し、制度運営側と利用者側の認識の隔たりに着目した分析は示唆に富む。多文化ソーシャルワークの観点を導入し、支援機関の連携や相談体制の再構築を提起した点に、本研究の意義が見いだされる。 |
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| キーワード1 | 外国人 |
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| キーワード2 | 地域 |
| キーワード3 | ソーシャルワーカー |
| キーワード4 | 福祉 |
| キーワード5 | 住民 |