卒業論文詳細 | 同志社大学社会学研究科

学科	メディア学科	ゼミ教員名	伊藤　高史	年度	2024年度
タイトル	何故昭和レトロが若者を魅了するのか

内容	近年若者の間で「昭和レトロブーム」が巻き起こっている。レトロな喫茶店やテーマパークに行く若者が後を絶たない。1990年代に「昭和レトロブルーム」が起こったが、なぜ再び、令和の若者の間でブームが再燃しているのであろうか。本稿では、昭和レトロブームの背景について検討を行った。レトロブームのひとつとして挙げられる「純喫茶ブーム」と、若者を顧客対象として令和につくられた「西武園ゆうえんち　昭和の商店街」を研究対象とした。現地調査、SNS分析、アンケート・インタビュー分析を用いて、なぜ昭和レトロが若者を魅了するのかを明らかにした。

講評	いわゆる「昭和レトロブーム」について分析してくれました。具体例をもとに論じてくれたのはよかったのですが、特に、西武ゆうえんちについての「現地調査」が、遊びに行ったことの報告で終わってしまっているのは残念でした。もう少し早く準備して、考察を深めてくれればよかったと思います。卒業後は今回の卒論についての反省を、社会人として生かしてもらいたいと思います。