学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 樋口 純平 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 日本における今後のインターンシップの在り方 -採用管理の国際比較を踏まえて- |
内容 | 本論文では、採用管理の国際比較を整理したうえで新卒採用の一部分であるインターンシップに焦点を当てて議論を展開している。日本とアメリカ、イギリスにおいてそれぞれ類似点と相違点が見られたが、その一つにインターンシップ実施期間の違いが見受けられた。長期インターンシップは受け入れ企業側、参加学生側の双方にとってプラスの作用をもたらすことが期待されている。 今後の日本社会では、Society5.0が提唱され人材育成にも力を入れていく中で、学校教育のみならず、産学連携のプロジェクトが有効に働くだろう。その際、アメリカのコーオプ教育、イギリスのサンドウィッチコースなど日本以上に産学連携教育が進んでいる海外の事例で参考にできる部分が多くありそうだ。また、日本では転職者の数が年々増加していることからも、雇用管理の変化に対応する必要があり、この場合においても「社会人基礎力」や「基礎的・汎用的能力」を早い段階で身に着けるための手段として長期インターンシップは有効であると考えられる。 |
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講評 | 近年日本でも重要性を増しているインターンシップの国際比較に取り組んだ。採用管理とインターンシップをめぐる日米英の施策と慣行が,分かりやすくまとめられている。また,著者自身の経験にもとづく長期インターンの記述と分析も巧みであり興味深い。分析から考察に至るまで,著者らしい手堅さがよく表れている。 |
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キーワード1 | 新卒一括採用 |
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キーワード2 | 長期インターンシップ |
キーワード3 | 産学連携教育 |
キーワード4 | |
キーワード5 |