学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 小野セレスタ 摩耶 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 虐待をする親と虐待サバイバーの心理 |
内容 | 本論文では、年々増加傾向にある児童虐待の加害者である親に焦点を当てた。いくつかの事例を取り上げ、児童虐待の背景にあるものについて明らかにした。虐待の背景には、蓄積する疲れやストレス、体罰は時には必要だという考え、DVとの関連などがあり、どの背景を待つ親にも、共通して、頼れる人、自分の気持ちや状況を話せる相手がいるかどうかということが重要であると結論付けた。また、虐待サバイバーが抱える問題にも焦点を当て、3つの事例を取り上げた。大人になってからも、虐待の影響は残り続け、生きづらさを抱えていると分かった。その中で、自分が親になった際に虐待をしてしまうという、虐待の世代間連鎖が起きる可能性もあると考えた。虐待をする加害者、虐待を受けた被害者の両者について取り上げ、それぞれが抱える問題を考察した結果、周りの人々、社会の、彼らへの理解や寄り添いが必要不可欠であることが明らかになった。 |
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講評 | 虐待サバイバーについての論文が少ない中、本や動画を活用しながら、実情を把握したうえでしっかりと自身の考えを論理的に述べることができている。丁寧な論文構成と文章で説得力のある内容となっている点が評価できる。 |
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キーワード1 | 児童虐待 |
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キーワード2 | 虐待サバイバー |
キーワード3 | 世代間連鎖 |
キーワード4 | |
キーワード5 |