卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名野村 裕美 年度2024年度
タイトルアルコール依存症をテーマにしたシリアスゲーム開発
内容 本研究では、アルコール依存症をテーマにしたシリアスゲーム開発「ドランク・ディスティニー ~運命を変える選択~」を開発した。制作にあたり、専門病院や自助グループ、家族会を訪問し、当事者やその家族、支援者から多くの話を伺った。その結果、アルコール依存症は個人の問題にとどまらず、家族や地域社会にも深刻な影響を及ぼす社会的課題であること、また表面化しにくい病気であることを理解した。
完成したゲームは、2度の発表会を通じでプレイされた。参加者から、「依存症が身近な問題であると実感できた」「当事者や家族の苦悩をリアルに感じられた」との評価を得ることができた。
アルコール依存症の啓発においてシリアスゲームの有効性を示すことができた。今後も本ゲームの普及と他の社会問題への応用を通じ、教育的・啓発的な可能性を追求していきたいと考える。
講評 並行して学んでいる精神保健福祉に関わる知識や演習、実習経験を活かし、社会に対してアピールすべき明確なメッセージが論理だてて記述されていました。
キーワード1 アルコール依存症
キーワード2 自助グループ
キーワード3 断酒会
キーワード4 社会的偏見
キーワード5