学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 兒島 明 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 地域日本語教室の参加によって支援者は何を得るのかー精華町の日本語教室の事例からー |
内容 | 本稿では、筆者も活動に携わる日本語教室に参加する支援者に着目し、彼らが報酬のない「ボランティア」という立場でありながら、なぜ熱意を持って活動に参加できるのかを考察した。考察にあたり、横山(2023)が指摘する3つの課題(①日本語学習や活動の模索、②参加者間の二項対立性、③人材育成の必要性)と日本語教室の現状を比較したところ、共通点と相違点が存在することが明らかになった。さらに、日本語教室での参与観察と、支援者へのインタビューを通じて、支援者の視点で、「学び合い」を大切にするという日本語教室の姿が見えてきた。日本語教育の専門家ではない、ボランティアという立場にある支援者が、日本語を母語としない学習者に日本語を教えることは容易ではない。しかしその中でも、支援者にとって「楽しく学べる」という経験が、熱意を持って活動し続けられる背景にあることが明らかになった。 |
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講評 | 地域日本語教室に自らが日本語学習支援のボランティアとして継続的に関わりながら、支援者が生きる意味世界の理解を試みる研究です。学習現場の参与観察と支援者へのインタビューを組み合わせながら、学習者と支援者の関係には、先行研究で強調されてきた非対称な関係性ばかりでなく、「学び合い」という相互的な関係性があり得る様子が生き生きと描かれています。一方の学習者がそれをどのように感じているかにも興味が湧きます。 |
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キーワード1 | 地域日本語教室 |
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キーワード2 | ボランティア |
キーワード3 | 相互学習 |
キーワード4 | |
キーワード5 |