学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 小山 隆 | 年度 | 2024年度 |
---|---|---|---|---|---|
タイトル | 強制された自己決定の現状と、解消の為の方策について考える |
内容 | 人々は日々、無数の選択を行いながら生活しているが、その選択が本当に自らの意思に基づいたものであるのか、私は疑問を抱いている。多くの場合、選択の背後には社会的な圧力や外的要因が影響しており、完全に自己の意志で行動しているわけではないのではないかと考えた。そこで、私は「自己決定」に関する研究を進めることを決意した。自己決定が本人の意思に基づくものであると捉えた場合、それを個人単位で完結させることが可能なのか、また、自己決定を実現することが難しい人々にはどのような支援が求められるのかを探求したいと思う。 本論文では、まず自己決定の概念とその重要性を明確にし、次に自己決定を支援する方法について考察する。その後、強いられた自己決定が存在する現状に触れ、その解消に向けた方策を提案する。そして、自己決定がより容易に行える環境を構築するための条件についても深く議論していきたい。 |
---|
講評 | 福祉実践において、クライエントの自己決定権の尊重が重要であることは言うまでもない。しかし、クライエントの自己決定の中には「強制された自己決定」とでもいうべきものがあることを本研究では主張している。 例えば、人工妊娠中絶を例に挙げ、本当に「自己決定」しているのかというと、「産み育てる」という選択をできない状況にける決定があることについて触れている。また、京都ALS患者嘱託殺人事件について取り上げ、本当に選択したものというよりも、「他者に迷惑をかけたくない」といった思いも含めた、強いられた決定である可能性を指摘している。 そのうえで、しっかりと専門職が本人の本音を聞き取ることを行い、制度や社会資源につなぎ、さらには資源の開発も行っていくことが必要であることを主張している。 |
---|
キーワード1 | 自己決定 |
---|---|
キーワード2 | 強制 |
キーワード3 | 意思決定支援 |
キーワード4 | |
キーワード5 |