学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 小山 隆 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | いじめ問題の効果的な支援について |
内容 | いじめの問題は古くから存在するが、近年においてもいじめの問題は深刻な問題となっている。文部科学省によると、それまで増加傾向にあったいじめの認知件数が令和2年度でいったん減少したが、その後3年連続で再び増加したと述べられている。また、近年ではインターネットの普及により子どもたちがSNSなどを使用するようになりインターネット上で他の人に対して誹謗中傷を行うネットいじめも増加しておりいじめの問題は複雑化している。そして、現在日本ではいじめの問題に対して法的な取り組みが行われているがいじめの問題は依然として解消されていない状況である。 本論文ではいじめの歴史や現状、原因を分析するとともに、実際の事例を通じていじめの防止や早期発見するための効果的な対策について考察した。 |
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講評 | いじめ問題について取り扱った研究である。いじめについて歴史的な変遷を紹介するとともに、定義について海外(具体的には、韓国とカナダ)との比較を行いその異同を検討し、日本の定義が比較的包括的(言い換えればあいまい)なものとなっていることが、近年の虐待認知件数の急増に影響を与えている可能性を指摘している。 そのうえで、本研究はいじめの構造に焦点を当て、加害者被害者という二者関係だけでなく、観衆(積極的是認)や傍観者(暗黙的支持)というべき人々の存在について言及している。そして、傍観者についても介入対象として視野に入れ、支援法としてフィンランドのKiVaプログラムを紹介している。そして本プログラムが一定の効果を上げうることを明らかにし、傍観者を巻き込んでいくことが問題解決にあたって重要であることを指摘している。 |
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キーワード1 | いじめ |
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キーワード2 | 傍観者支援 |
キーワード3 | 連携 |
キーワード4 | |
キーワード5 |