学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 小山 隆 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 認知症⾼齢者経済的な在宅⽣活を⽀えるために~成年後⾒制度を中⼼に~ |
内容 | 今や認知症⾼齢者は 600 万⼈以上、 その資産は 250 兆円超と推計されている。そんな中で、本⼈の意思を尊重しどのように経済⽣活で⽣じる問題を解消することができるのかについて明らかにした。 キーとなるのが成年後⾒制度であると考えた。成年後⾒制度とは、認知症・知的障害・精神障害などによって判断能⼒を喪失してしまった⼈の援助者を選び、法律的に⽀援する制度 である。家庭裁判所に申⽴てて成年後⾒制度を利⽤すると、本⼈の代わりに「後⾒⼈」 が代理権をもって法的な⾏為や財産の管理を⾏うことになる。法律⾏為を代理で⾏うことができる制度である。 成年後⾒制度の問題点や課題を明らかにしその対策を述べた。今後、⾼齢化が進む中で地域で認知症⾼齢者の経済⽣活を⽀え、⾼齢者が住み慣れた街で暮らしていくための展望をのべた。 |
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講評 | 認知症高齢者の日常生活の支援について検討した研究である。一般に生活支援というと介護等のケアを思い浮かべるが、本研究は経済的な支援に焦点を当てている。 特に認知症を伴う独居高齢者の場合、経済搾取、詐欺などのトラブルに巻き込まれる危険性が高い。具体的には、親族による経済搾取、ケアマネージャによる金銭管理上のトラブルの可能性、キーパーソンが不在の場合の施設利用者の金銭管理などの問題について指摘している。また、還付金詐欺、 架空料金請求詐欺など詐欺事例についても細かく紹介している。 そのうえで、認知症高齢者が巻き込まれやすい経済的トラブルを予防していくための有効な方法として、成年後見制度を取り上げその課題も紹介したうえで、今後のあり方について展望している。 |
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キーワード1 | 認知症高齢者 |
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キーワード2 | 在宅生活 |
キーワード3 | 経済搾取 |
キーワード4 | 成年後見制度 |
キーワード5 |